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コラム

無料プランが用意されているアプリ開発ツール6選|選び方や注意点も紹介

2021/11/11 アプリ

自社がアプリ開発を行うと決まり、何から始めたらよいかとまどう担当者もいるのではないでしょうか。まずはアプリ開発の流れを理解し、目的に合った開発ツールを選びましょう。本記事では、アプリ開発の流れとツールの選び方を解説します。無料プラン付きのツールも紹介しますので、気になるツールを試してみてください。

おすすめのアプリ開発ツール6選

Glide

Googleのスプレッドシートを使用して直感的な操作でアプリを作成できるツール。スプレッドシートを使用するか、アプリを使用するか好みの方法を選択可能でテンプレートの数の豊富さも魅力です。

Adalo

プログラミング不要で、非エンジニアでもアプリの開発が行えます。基本的にドラッグアンドドロップで操作するため、直感的に動かしていくうちに、誰でも質の高いアプリを作成することが可能です。

bubble

コーディングをすることなく、プログラミングの知識がない初心者でも問題なくアプリを開発できます。ノーコードツールのデメリットでもある、自由度の低さをカバーしており、細かい設定まで対応しているのが特徴です。

Monaca

デスクトップやWebアプリの開発が可能な、開発環境の構築がいらないプリ開発プラットフォームです。クラウド・ローカルのどちらでも開発できるので、通常使用しているエディタやツールをMonacaに連携して利用可能です。

GameSalad

プログラミングをせずに、ドラッグアンドドロップの簡単操作でiPhone・MacOS・HTML5に対応したゲームアプリを開発できるツールです。自作で簡単なゲームを作成したい人におすすめです。

Visual Studio Community

あらゆるプラットフォームのアプリの構築を無料で行えるマイクロソフトのツール。高機能で便利なツールですが、プログラミング言語の知識がない人が使うには少々難易度が高くなります。

 

アプリ開発の流れ

アプリ開発の流れ

アプリ開発の大きな流れは以下のとおりです。

【アプリ開発の流れ】

  1. 企画:アプリを作成する目的を明確にする
  2. 要件定義:何を作るかを決定し、搭載機能などを選択する
  3. 外部設計:デザインやワイヤーフレームなど、外部要素の設計を行う
  4. 内部設計:システム内部や搭載機能の設計を行う
  5. テスト:完成したシステムが正確に動作するかテストを行う

工程が立てやすく初心者におすすめのウォーターフォール開発は、ひとつずつ工程を終わらせていくので、進捗がわかりやすい点が特徴です。予算やメンバーのリソース計画も立てやすい開発手法ですが、どこかでつまずくと最初の工程からやり直す恐れもあるので、この点は注意しておきましょう。

アプリ開発ツールの選び方

アプリ開発ツールの選び方

アプリはツールを使用して開発するのがおすすめです。多くのアプリ開発ツールがリリースされていますが、ツールによって特徴は異なります。

アプリ開発ツールの選び方として、押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

  • 目的のアプリの開発に対応しているものから選ぶ
  • 操作性から選ぶ
  • サポート体制の充実度から選ぶ

目的のアプリの開発に対応しているものから選ぶ

アプリ開発ツールと一口にいっても、Webアプリ、スマホアプリ、デスクトップアプリなど、作成できるアプリの種類はさまざまです。作成するアプリの種類の開発に対応しているツールを選びましょう。作成可能なアプリを確認しないまま使用した場合、

満足な開発が行えず作業を中止して別のツールに変更するなど、大幅な時間のロスやコストが発生する恐れがあります。使用前にツールの特徴や仕様は必ず確認しておきましょう。

操作性から選ぶ

ノーコードで開発する場合、エンジニア以外の担当者が開発するケースがあります。ノーコードとは、プログラミングを使用せずにアプリ開発ができるツールで、簡単な操作性も特徴です。エンジニア以外の人材がアプリ開発に関わる場合、操作性も重要なポイントとなります。使い勝手が複雑なツールは理解できないスタッフが出る可能性もあり、挫折をするリスクも考えられます。無料トライアルや無料プランで操作を確認できるツールもあるので、これらを利用してできる限り操作性を確認しておくことをおすすめします。

 サポート体制の充実度から選ぶ

初めてのアプリ開発では、操作が比較的容易なツールを使っていてもわからない点がでてきます。特にエンジニアが少ない場合や開発のノウハウが少ない場合は、サポート体制が充実しているツールを選ぶとよいでしょう。開発工程の途中でつまずいてしまった時にも、サポートプランがあるベンダーのツールならさらに安心です。ツールを選ぶ際は、料金体系内でどこまでサポートしてくれるのかもチェックしておきましょう。

無料プランが用意されているアプリ開発ツール6選

無料プランが用意されているアプリ開発ツールを6つ紹介します。

  • Glide
  • Adalo
  • bubble
  • Monaca
  • GameSalada
  • Visual Studio Community

Glide

画像出典:Glide公式サイト

Glideは、Glide社が提供する、アプリ作成ツールです。Googleのスプレッドシートを使用して直感的な操作でアプリを作成できます。スプレッドシートを使用するか、アプリを使用するか好みの方法を選択可能。テンプレートの数も豊富で、テンプレートを基にしながら効率よく開発を進めていけます。料金は無料から有料まで4つのプランを用意。大規模な開発に使えるEnterprise Appは見積もりを問い合わせる必要があります。外注せずに自社でコストを抑えたアプリ開発を行いたい場合におすすめです。

Adalo

画像出典: Adalo公式サイト

Adaloは、Adalo社が提供するアプリ開発ツールです。コードの入力は不要で、プログラミング言語を習得していなくてもアプリの開発を行えます。基本的な操作はドラッグアンドドロップなので、直感的に動かしていくうちに質の高いアプリが完成します。Webアプリ以外にもネイティブアプリも作成可能なので、iPhoneやGoogle Playで使えるアプリを開発したい場合にもおすすめできるツールです。テンプレートの種類が豊富なので、テンプレートをベースにカスタマイズすれば、オリジナルのアプリの作成も可能です。無料プランの用意もありますが、ネイティブアプリの作成は有料プランのみの適用となります。

bubble

画像出典:bubble公式サイト

bubbleは、Bubble社が提供するアプリ開発ツールです。コーディングの必要がなく、プログラミングの知識がない非エンジニアでも問題なくアプリを開発できます。ノーコードツールのデメリットとしてよくあげられる、自由度の低さをカバーしているところが特徴。細かいところまでしっかりとカスタマイズが可能です。とはいえ、必要な操作はマウスのドラッグアンドドロップと簡単な文字入力のみ。プログラミング言語の知識があれば、さらに効率良く制作を進められますが、非エンジニアでも問題なく扱えます。料金は無料を含めて4タイプ。月払い・年払いの選択ができます。

Monaca

画像出典:Monoca公式サイト

Monacaは、アシアル株式会社提供するアプリ開発プラットフォームです。開発環境を構築することなく、コストを抑えながら質の高いアプリが作成できます。普段使用しているツールやエディタをMonacaに連携すれば、ローカル・クラウドの区別なく開発が可能です。アプリはスマホ以外にもWebやデスクトップの開発にも対応。iOSとAndroidの開発環境もHTML経由で簡単に実装できます。無料のトライアル期間が用意されているので、お試しで使ってみて使用感を確認してみることをおすすめします。

GameSalad

画像出典:GameSalad公式サイト

GameSaladは、GameSalad, Inc.が提供するアプリ開発ツールです。プログラミングをせずに、ドラッグアンドドロップの簡単操作でiPhone・MacOS・HTML5に対応したゲームアプリを開発できます。用意されたテンプレートに沿って要素を選んでいくだけで、ゲームが完成します。ただし、細かい設定を反映させたゲームまでは作れないので注意してください。ただ、プログラム不要でゲームまで作成できる画期的なツールであると言えます。趣味でオリジナルのゲームを作ってみたい人におすすめです。

Visual Studio Community

画像出典: Visual Studio Community公式サイト

Visual Studio Communityは、マイクロソフトが提供する、アプリ開発です。アプリだけでなくWindows ・iOS・Androidのアブリケーションも作成できます。拡張も可能ですが、無料で利用可能です。あらゆるプラットフォームのアプリの構築ができるため、便利なツールだと言えますが、プログラミング言語の知識がない人が使うには少々敷居が高くなります。エンジニアにとっては、無料で使える高機能なツールとして重宝します。初心者でも少し勉強すれば扱える内容なので、勉強しながらアプリ開発に挑戦した人におすすめです。

アプリ開発ツールの無料プランを利用する際の注意点

アプリ開発の無料プランは、有料プランと比べて機能が制限されている場合が多く、有料プランの全ての機能を使えないケースも多いです。また、有料プランに移行する際には、契約を結び直す場合もあります。無料プランはあくまでも操作性を確認するための手段として考えておくことをおすすめします。

また、ビジネス目的でツール使用する場合は、無料プランが利用できず、最初から有料のみのツールもあります。この場合は個人利用で無料版を使用して操作性を試しながら、実際にビジネス利用の契約をするかどうか検討するとよいでしょう。

無料よりも有料アプリを利用したほうが良いケース

無料よりも有料アプリを利用したほうが良いケース

中長期的にアプリ運用を考えている場合は、初めから有料アプリを利用することをおすすめします。前途の通り、無料版はあくまで使用感を確かめるためのものであり、無料のまま本格稼働できないケースが多いです。

例えば無料版では自社サービスでリリースできなかったり、それなりの開発環境や人材が必要なため無料ではあるが難易度が高いなどがあげられます。将来的にかかるイニシャルコストを抑え、将来的にも安定稼働をさせていいきたいのであれば、無料は使用感のお試しと割り切って使うようにしましょう。

applimoのフリープランは月額 1万円以下で運用可能であり、初期費用はかかりません。またプログラミング不要なため誰でもアプリ開発が可能です。中長期的にアプリを活用していきたいが、無料と有料のどちらを利用していくべきか悩んでいる方に最適なツールとなっています。

applimoとは

applimoは、ドコドア株式会社が提供するアプリ作成ツールです。プログラミング言語の知識不要で、簡単に質の高いアプリを作成できます。iOS/Androidの両方に対応しているので、どちらのモバイルに対しての訴求も高いです。豊富なデザインのテンプレートに従いながら感覚的に選択していくだけで、センスのよいアプリが完成します。ユーザーフレンドリーで初心者にもおすすめのツールです。

まとめ

本記事では無料でお試し可能なアプリを紹介しました。アプリ開発ツールは作成可能な種類や機能もさまざまですが、お試し期間を使って使用感を確かめながら自社にぴったりの開発ツールを探してみてください。

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