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コラム

ノーコードアプリ 比較まとめ| 最新20ツールをご紹介

2021/11/15 アプリ

ノーコードアプリという言葉をご存知でしょうか。ノーコードアプリを活用することでプログラミングの知識がない方でも、コーディングなしでアプリを開発でき、アプリの開発期間の短縮や費用の削減などのメリットもあります。

今回は、アプリ導入を検討中の方に対して、ノーコードアプリの概要とおすすめツールを紹介します。

ノーコード開発アプリのおすすめやノーコードで作られたアプリの事例などを紹介。簡単かつ効率的にアプリ開発したい方は、参考にしてみてください。

 

ノーコードアプリとは

ノーコードとは

ノーコードアプリとは、プログラミングを行う際にコーディングなしでWebアプリケーションの開発ができるサービスのことです。

プログラミングに必要な「コードを書く(コーディング)」を行わないので「ノーコード(コードがない)」という語源です。

今までアプリ開発にはプログラミング言語の習得が必須でしたが、ノーコードアプリの登場によってエンジニア以外の方でも簡単にアプリ開発を行うことができ、開発期間の短縮、開発費用の削減といったメリットがあるだけでなく、自社のサービスに新しくアプリを導入することが簡単になりました。

ノーコードが注目される背景としては、ITエンジニアの不足やクラウドサービスの一般化などが挙げられます。

現在どの企業でもエンジニアの人材不足に陥っています。

そんな中、非エンジニアがデジタル関連業務に参加できるようになった手段のひとつとして、重宝されています。さらにクラウドサービスが充実したことで、開発環境が低コストで用意できるようになり、ノーコードを使いやすい環境が整いさらに普及が加速しました。

ノーコードとローコードの違い

ノーコードに似ている言葉に、ローコードという言葉があります。

ノーコードはプログラミング言語を全く使用しないのに対し、ローコード開発は最小限のコード記述が必要です。

基本的な開発方法はノーコードと大きな差はありませんが、ノーコード開発ではメールなどの送受信ができる方であれば誰でもアプリを開発することができるのに対し、ローコード開発は多少のプログラミングを書く必要があるため、プログラミング知識が必要となる点が大きな違いです。

ノーコードツールでアプリ開発をおこなうメリット

ノーコードツールでアプリ開発をおこなうメリットは以下の3つです。プログラミングの知識がない人でも低コストでスピーディにアプリの開発が行えるようになります。

  • アプリ開発にかかる時間を削減できる
  • アプリ開発にかかる費用を削減できる
  • プログラミングの知識がない人でもアプリ開発をおこなえる

アプリ開発にかかる時間を削減できる

ノーコードでのアプリ開発は、プログラミングでソースコードを書く必要がないため、その分開発時間を削減できます。

さらに基本的な操作がドラッグアンドドロップで直感的に設定が可能なため、スムーズな開発が行えます。

プログラミングでの開発は設計やコードの記述ミスによるバグが発生するリスクもあり、発生した場合はデバッグ(コードの修正)作業でアプリ完成まで大幅な時間がかかってしまいます。

一方、ノーコードアプリでは、コードを記述する必要がないため、バグ発生のリスクがないため、安心して開発を進めることができ、スピード感を持ってアプリを公開することが可能です。

また、アプリリリース後も修正や改善もスピーディーに対応可能です。

アプリ開発にかかる費用を削減できる

ノーコードによる開発は、作業工程数を大幅に削減できます。

通常、プログラミングによるアプリ開発の場合、開発工程が非常に多く、開発期間も長くなり人件費もかかります。

さらに、プログラミングが書ける人材を雇用する場合はさらに費用が上乗せされます。

従来のアプリ開発では高額な開発環境を整えるケースも多く、クラウド環境で開発可能なノーコードにすることで設備費用も抑えることが可能です。

プログラミングの知識がない人でもアプリ開発を行える

ノーコードでは、開発者にプログラミング知識は必要ありません。エンジニアが開発する必要がなくなるので、IT業務以外の担当者でも作業を行えます。

今までエンジニア不足でアプリ開発を行えなかった場合も、現状のリソースで開発を開始できるようになるところもメリットです。作成したいアプリのイメージがあれば、基本的に誰にでもアプリ開発が可能です。

ノーコードツールでアプリ開発をおこなうデメリット

ノーコードツールでアプリ開発をおこなうデメリット

ノーコードツールでアプリ開発をおこなうデメリットは以下の2つです。自由度の高さでは、ゼロから好みの開発を行えるプログラミングより、融通がきかない場面が多くなります。

  • 開発の自由度が低いツールが多い
  • プラットフォームに依存する

開発の自由度が低いツールが多い

開発できる内容は、使用しているツールの機能次第です。そのため、プログラミングのような自由度の高い開発を行うことは難しくなります。拡張機能があるかどうかもツールに依存するため、ツールによっては機能拡張が制限されてカスタマイズができない場合もあります。アプリのリリース後に変更を加えたいケースでも、ツールによっては柔軟に対応できない可能性も考えられます。

プラットフォームに依存する

ノーコード開発は、サブスクリプション方式で提供サービスのプラットフォームの機能を使用します。そのためプラットフォームすべてに依存しなければなりません。例えば、プラットフォームのサービスが終了した場合、開発していたアプリがすべて利用できなくなる可能性があります。ほかにも突然の利用料金引き上げや、不具合によるサービス停止などもよくあるケースです。期限がせまっている開発を行っている最中にシステム障害で作業ができない、などのトラブルに合う可能性があります。

ノーコードアプリ開発ツールまとめ

ここからはノーコードアプリ開発ツールをご紹介します。特徴ごとにまとめておりますのでそれぞれのサービスの特徴を比較してご自身に合ったツールを選択しましょう。

  • みせめぐ
  • e-Motto
  • ミセテ
  • GMOお店アプリ
  • SmartApps
  • appring
  • Insight Core
  • MGRe
  • NTTコムオンラインモバイルウェブ
  • アプリメンバーズ
  • アプスタ
  • Platio
  • ShoutEm
  • appypie
  • AppGoose
  • monaca
  • Yappli
  • thunkable
  • Adalo
  • Bubble
  • Gladio

業種業界特化型ノーコードアプリ開発ツール

最初にご紹介するのは特定の業種や業界に特化した機能を搭載しているノーコードアプリ開発ツールです。特定の業種や業態、業界に特化したサービスではその業界や業種の特性を理解し、必要な機能を搭載したアプリを開発することができます。

みせめぐ

画像出典: みせめぐ公式サイト

みせめぐは、POSレジメーカーのビジコム社が開発した店舗集客アプリです。

最大の特徴はPOSシステムと連動です。顧客・売上管理からポイント連携、電子レシート発行まで利用可能、プッシュ通知やデジタル会員証といった店舗集客に特化したアプリサービスです。

e-Motto

画像出典:e-Motto公式サイト

e-Mottoは宮城県のIT企業株式会社アーパスが開発した店舗特化型のノーコードアプリ開発ツールです。

店舗でアプリ内のクーポンを利用するとポイントが貯まり、貯まったポイントは各種サービスへ交換することができます。

ミセテ

画像出典:ミセテ

ミセテは北海道の広告代理店である有限会社 道交通共栄社が開発したオリジナルアプリ開発ツールです。

小売店やサロンといった実店舗を構える事業体の方や幼稚園や保育園といった教育関連施設でのアプリ開発を得意としています。

プッシュ通知やスタンプ、クーポン、メニュー機能やフォト機能など店舗集客に必要な機能を備えています。

GMOお店アプリ

画像出典:GMOお店アプリ公式サイト

GMOお店アプリは北海道に本社を構えるGMOデジタルラボ株式会社が提供するアプリ開発プラットフォームです。

飲食店・小売業・アパレル・自動車関連といった様々な業界・業種の店舗向けアプリを開発可能です。

低コストでお店のアプリを短期間で作れます。お店の集客をバックアップするため、プッシュ機能、スタンプ機能、クーポン発行などさまざまな機能を搭載。テンプレートはカスタマイズ可能で、希望によりテンプレートの枠を越えたレイアウトやデザインも実現できます。導入のサポートも受けられるので、システム関連の知識がない場合でも問題ありません。

SmartApps

画像出典:SmartApps公式サイト

SmartAppsはジーコンシャス株式会社が提供するスモールビジネス、サロン、レストラン向けのノーコードアプリ開発ツールです。

スタンプカード、カタログ、クーポン機能が搭載されており、店舗への来店のきっかけづくりが可能です。

appring

画像出典:appring公式サイト

アプリングは静岡県のシステム開発企業、株式会社Bondsが提供する店舗専用のノーコードアプリ開発ツールです。

店舗集客に役立つスタンプ、プッシュ通知機能やSNS、メールと連携した情報共有が可能なアプリサービスです。

Insight Core

画像出典:Insight Core

Insight Coreは株式会社インサイトコアが提供する実店舗向けノーコードアプリ開発プラットフォームです。

現在地周辺の店舗を検索可能なストア検索機能やクーポン配信機能、スタンプカード機能といった店舗集客に必要な機能が揃っています。

MGRe

画像出典:MGRe公式サイト

MGReは株式会社ランチェスターが提供するノーコードアプリ開発プラットフォームです。

実店舗を構えるアパレル業態、流通小売業の事業者向けのアプリを開発することができます。

店舗での会員スタンプ機能やバーコード読み取り機能といった実店舗のリピーターを獲得するための機能が備わっています。

モバイルウェブ

画像出典:モバイルウェブ公式ページ

モバイルウェブはNTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が提供する店舗集客に特化したノーコードアプリ開発プラットフォームです。

店舗集客に特化したサービスでポイントカード機能やスタンプカード機能、クーポン作成機能といった実店舗の集客・リピーターを獲得するための機能が備わっています。

アプリメンバーズ

画像出典:アプリメンバーズ公式サイト

アプリメンバーズはアイユー株式会社が提供する店舗集客に特化したノーコードアプリ開発プラットフォームです。

お客様とお店をつなげるオリジナルアプリを作成可能でポイントカード機能やプッシュ通知、クーポン機能、ポイント付与機能といった実店舗の集客・リピーターを獲得するための機能が備わっており、アプリへのログインボーナス機能やメール配信まで行うことができます。

Platio

画像出典:Platio公式サイト

Platioはアステリア株式会社が提供する業務効率化支援のノーコードモバイルアプリ作成ツールです。

100種類以上のテンプレートが用意されており、さまざまな業種に対応したモバイルアプリを効率的に開発できます。

モバイルアプリを通して収集されたデータは管理者が確認し、異常なデータが検出された際はいち早く通知するので、現場改善もスピーディです。

多機能開発向けノーコードアプリ開発ツール

続いては多機能開発におすすめのノーコードアプリ開発ツールをご紹介します。自社のサービスにマッチした機能を組み合わせてアプリを制作したい方におすすめのツールです。

アプスタ

画像出典: アプスタ公式サイト

アプスタは株式会社ドリームネッツが提供するノーコードアプリ開発ツールです。

プッシュ通知、クーポン、ギャラリーや1対1のダイレクトトークといった新規集客やリピーター獲得に向けた多くの機能を搭載しています。

thunkable

画像出典: thunkable公式サイト

thunkableは、Thunkable社が提供するノーコードツールです。豊富な部品をドラッグアンドドロップで動かしていくうちに、感覚的にアプリを開発できます。部品はUIや画像をはじめ音声にいたるまでバラエティに富んでいるので、頭に描いたイメージをそのままアプリに反映することが可能です。初めてアプリ開発を行う初心者にも扱いやすいツールだと言えるでしょう。

さらに、開発したアプリは自動的にiOSとAndroidに対応するところも特徴です。ユーザーが特別に設定する必要なく双方に対応するので、使い勝手のよいアプリが完成します。無料プランも用意されているので、お試し感覚で利用することも可能です。

Yappli

画像出典:Yappli公式サイト

Yappliは、株式会社ヤプリが提供するアプリプラットフォームです。コーディング不要のツールで、エンジニアでない方でもアプリの作成から運用・分析まで一連の流れで行えます。操作性もスムーズなので、短時間でアプリを作成することが可能です。店舗アプリに必要はツールもひととり搭載しています。サポート体制も充実しており、困ったときはすぐに対応してもらえるところも心強いポイントです。

Adalo

画像出典: Adalo公式サイト

Adaloは、Adalo社が提供するアプリ開発ツールです。コードの入力は不要で、プログラミング言語を習得していなくてもアプリの開発を行えます。基本的な操作はドラッグアンドドロップなので、直感的に動かしていくうちに質の高いアプリが完成します。Webアプリ以外にもネイティブアプリも作成可能なので、iPhoneやGoogle Playで使えるアプリを開発したい場合にもおすすめできるツールです。テンプレートの種類が豊富なので、テンプレートをベースにカスタマイズすれば、オリジナルのアプリの作成も可能です。無料プランの用意もありますが、ネイティブアプリの作成は有料プランのみの適用となります。

bubble

画像出典:bubble公式サイト

bubbleは、Bubble社が提供するアプリ開発ツールです。コーディングの必要がなく、プログラミングの知識がない非エンジニアでも問題なくアプリを開発できます。ノーコードツールのデメリットとしてよくあげられる、自由度の低さをカバーしているところが特徴。細かいところまでしっかりとカスタマイズが可能です。とはいえ、必要な操作はマウスのドラッグアンドドロップと簡単な文字入力のみ。プログラミング言語の知識があれば、さらに効率良く制作を進められますが、非エンジニアでも問題なく扱えます。料金は無料を含めて4タイプ。月払い・年払いの選択ができます。

Glide

画像出典:Glide公式サイト

Glideは、Glide社が提供する、アプリ作成ツールです。Googleのスプレッドシートを使用して直感的な操作でアプリを作成できます。スプレッドシートを使用するか、アプリを使用するか好みの方法を選択可能。テンプレートの数も豊富で、テンプレートを基にしながら効率よく開発を進めていけます。料金は無料から有料まで4つのプランを用意。大規模な開発に使えるEnterprise Appは見積もりを問い合わせる必要があります。外注せずに自社でコストを抑えたアプリ開発を行いたい場合におすすめです。

MONACA

画像出典: MONACA公式サイト

Monacaは、アシアル株式会社提供するアプリ開発プラットフォームです。開発環境を構築することなく、コストを抑えながら質の高いアプリが作成できます。普段使用しているツールやエディタをMonacaに連携すれば、ローカル・クラウドの区別なく開発が可能です。アプリはスマホ以外にもWebやデスクトップの開発にも対応。iOSとAndroidの開発環境もHTML経由で簡単に実装できます。無料のトライアル期間が用意されているので、お試しで使ってみて使用感を確認してみることをおすすめします。

shoutem

画像出典: Shoutem公式サイト

Shoutemは、Shoutem社が提供するiOSとAndroid用のアプリ作成ツールです。プログラミングの知識不要で、内容を選んでいけば簡単にセンスがよいアプリを作成できます。
200種類以上用意されているレイアウトはカスタマイズが可能。アプリの作成に必要な拡張機能をはじめから利用できます。どうしてもうまく開発が進まない場合は、専門のチームによるサポートも受けられます。
以前は、日本語でも提供していましたが、現在は英語版の提供となります。

 

アプリが作れるノーコードツールの選び方

アプリが作れるノーコードツールの選び方

ノーコードツールの選び方として3つのポイントを紹介します。

【アプリが作れるノーコードツールの選び方】

  • サポート体制が充実しているものから選ぶ
  • 無料トライアルがあるものから選ぶ
  • 搭載されている機能から選ぶ

サポート体制が充実しているものから選ぶ

導入後のサポート体制が充実しているかどうかは、必ず確認しておきましょう。アプリは作って終わりというわけではなく、定期的な修正やバーションアップが必要となるためです。機能の追加や変更を頻繁に行う可能性もでてきます。万が一エラーで動かない場合でも、ツールのベンダーが迅速な対応を行えるかどうかでその後の経過に影響します。サポート体制が充実しておらず、対応がされないまま数日放置されるようなことがあれば、自社の業務にも大きな損害にもなりかねません。また、海外のツールの場合、問い合わせをすべて英語で行う場合もあるので、英語が心配な場合は日本製のツールを選ぶことも視野に入れておきましょう。

無料トライアルがあるものから選ぶ

ツールで無料トライアルが実施されていれば、積極的に申し込んで使ってみましょう。一口にノーコードツールといっても、使いやすさは全く異なります。使いやすさも人によって感じ方が違うので、ツールを使う予定のメンバーで試してみて一番皆が扱いやすいと感じたツールを選びましょう。特別気にしていなかったツールでも、使ってみると想像以上によい場合もあるので、お試し期間があればとりあえず使ってみることをおすすめします。

搭載されている機能から選ぶ

ノーコードツールは、基本的にはツールが用意した機能やテンプレートしか利用できません。そのため、開発予定のアプリのニーズに合った機能を搭載しているツールを選択しましょう。

後程詳しく紹介するapplimoのように、例えば以下のような機能があると、導入後の「○○ができない」といった運用上の問題は起こりづらくなります。

  • プッシュ通知
  • 投稿コンテンツ
  • 各種SNSへのアプリ情報の共有
  • アンケート
  • 管理者とのチャット
  • GPS店舗マップ
  • カタログ
  • フォトギャラリー
  • 電子スタンプカードなど

またこれら既存の機能だけではなく、カスタマイズによって、デザインや機能の一部を追加できるノーコードツールもあります。

自社アプリを簡単に作成したいなら「applimo」

「自社アプリを制作したいのはやまやまだけど費用が気になる」場合は、ぜひ弊社「applimo」をご利用ください。applimoは「だれでも。どこでも、すべてをアプリに、」できるアプリ制作ツールです。初期費用は0円から。ノーコードで制作可能なので、プログラミングの知識は不要です。また、テキスト入力と画像をはめ込むだけで良いので、小学5年生でも1時間あればアプリの8割を完成させられます。

さらに25種類以上の機能から、アパレルに必要な機能をピックアップして搭載可能。SNSやネットショップとの連携もできるので、顧客が抱えるストレスも軽減できます。費用や制作期間が心配でアプリ制作に手が出ないと感じている場合は、リーズナブルかつ簡単にアプリを制作できるapplimoまでお気軽にご相談ください。

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まとめ

ノーコードアプリを利用すれば、プログラミング言語の知識がない方や初心者でもアプリが開発できます。興味がある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。applimoは初心者でも使いやすいノーコードツールですので、ぜひ利用を検討してみてください。

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