iOSのテストアプリを、審査に通さずに発行する方法はありますか?
通常は「外部テスト」という方法を使い、審査に通してからテストアプリを発行しますが、「内部テスト」という方法ですと審査を通さずに発行が可能です。
iOSの外部テスト、内部テストとは
アプリをストアに公開する前に、書き出したアプリをお手持ちのスマートフォンで確認するために「テストアプリ」を発行します。
iOS/Androidそれぞれ独自の方法で発行しますが、iOSには「外部テスト」と「内部テスト」の2つの発行方法がございます。
配布方法1-外部テスト
- URLを共有すれば、誰でもアプリをダウンロード/閲覧することができます。
- 1日以上の審査期間が発生します。この審査はiOSストア申請時に発生するものとは異なります。
- ダウンロードできる端末数は2000台までです。
こちらの手順はマニュアルをご参照ください。
配布方法2-内部テスト
- 一回だけダウンロード可能なURLを発行し、限られた人のみがアプリを閲覧できます。
- アプリの配布対象のメールアドレスが、App Store Connect上のユーザーとアクセスに登録されている必要があります。
- 外部テストと異なり、審査は発生せず、すぐにアプリを確認することが可能です。
外部テストの審査がどうしても通らない場合や、審査期間を設けずすぐにアプリを確認したい場合は以下の手順にて「内部テスト」をお試しください。
内部テストの手順
STEP1:内部グループを作成する
https://appstoreconnect.apple.com/apps/にアクセスし、アプリのページに入り、「Testflight」と書かれたタブをクリックします。
続いて、左のメニューから「内部テスト」の横の+マーク(赤枠の部分)をクリックします。
「新規グループを作成」のポップアップが出るので、グループ名「TestGroup」を入力し作成ボタンを押します。
STEP2:内部テスターを追加する
「テスター (0)」となっている見出しの+ボタンを押して、テストアプリの配布対象のメールアドレスを追加します。
App Store Connect上のユーザーとアクセスに登録されているメールアドレスでないと、選択肢に表示されません。
STEP3:テスター宛にダウンロードリンクが送付される
追加したメールアドレス宛に、テストアプリをダウンロードできるリンクがAppleから送信されます。
テスト確認用のアプリTestFlightがインストールされている端末でリンクにアクセスすれば、テストアプリをダウンロードすることができます。
ただし前述したように、このリンクからテストアプリをダウンロードできるのは1回のみで、ひとつの端末にのみ有効な点にご留意ください。
上記で解決しない場合は、こちらからお問い合わせください。